
あ行

明るさが一定の場合には手動絞り(マニュアルアイリス)レンズを使用し、明るさが時間帯によって変るような場合には自動絞り
(オートアイリス)レンズを使用する。


防犯用の監視カメラもITVと言う場合ある。

日本の監視カメラの主要規格はNTSC方式に統一されている。ちなみに、あと二つの方式はPAL方式(イギリスを中心に西ヨーロッパ諸国)と SECAM方式(フランス、ロシア、東ヨーロッパ諸国)がある。
【NTSC方式の規格】
- 走査線数 : 525本
- 撮像数 : 30枚/秒
- フィールド周波数 :60Hz
- 飛び越し走査 : 2:1
- 縦横比 : 3:4
- 映像周波数帯域 : 4.2MHz
- 音声周波数帯域 : 6MHz

CCDを使ったカメラではCCDに当たる光量からでなく、映像信号のピークや平均値を使い、その情報で絞りをコントロールしている。



か行

白黒の細かいパターンを流し、その数が何本見えるかで表す。 本数が多いほど解像度は高くなっている。
水平解像度と垂直解像度があり、水平解像度でカメラ、モニターなどの解像度のレベルを知る目安になる。

画素数の多いほど解像度の高い映像を得ることができる。

γ(ガンマ)値とは、画像の明るさの変化に対する電圧換算値の変化の比で、 これが1に近づくのが理想だが、素子の特性により機器によってそれぞれ異なった値となる。このため、元データに忠実な表示を再現したければ、これらの誤差を修正する必要がある。
これがガンマ補正である。

単位はカンデラ毎平方メートル(cd/m2)。


さ行

この値が高ければノイズが少なく、オリジナルに忠実な再現が可能ということになる。

良好な映像を得るためには、カメラの持つ最低照度の2.5倍から3倍の照度が必要。

屈折率の高い材質のレンズ、曲率の小さいレンズが焦点距離が短い。 一般に焦点距離が短いほど像の大きさが小さくなり、
焦点距離が長いほど像の大きさが大きくなる。


半導体を用いた揮発性の記憶媒体で、アナログ・デジタル両方の信号を記憶することができる。
小型でアクセスが速いなどの利点を持つ。光を電気信号に変える受光部と、その信号を転送する垂直転送レジスター、水平転送レジスターで構成されている。光を電荷に変えて一時的に蓄積し、順次転送して電気信号を出力する。

つまり、どの程度細かな線が判別できるかとを表す。主に、テレビやビデオ、DVDなどの性能を示す数値として使われる。
現在のテレビ放送では、この水平解像度が350本、VHSは200本、S-VHSは400本、 高画質といわれるDVDになると500本以上の数値となる。フィルムでは、8mmで190本、16mmで430本、35mmで915本。 この水平解像度の値が大きいほど高画質となり、大型画面や動画では特に重要になる。
た行


は行

映像信号をデジタル処理しているため録画した画像をデジタルダビング(複製)した場合、画質の劣化がおこりにくいなどの特徴がある。又、ハードディスクに録画しているため従来のテープに比べて検索が容易、画像が鮮明、テープ交換不要などの特徴がある。



開発した西ドイツ(当時)を中心に、イギリス等の西ヨーロッパ、ASEAN諸国の大部分、中東の大部分、アフリカの一部、ブラジル、オーストラリアなどで採用されている。 走査線毎に色信号の位相を反転しているが、このことで、 ある程度の位相エラーを自動的に補正することができ、結果として正しい色を出すことが出来る (NTSCでは受信機の色合い補正を手動で行う必要がある)。 しかしながら、位相エラーが大きい時には補正が利かなくなり、"Hanover bars"と呼ばれる縞模様を出して破綻した(現在はこれを補正する規格に変更されている)。 PALは通常、1フレームあたり625本の走査線で、1秒当たり25フレームの信号で放送され、 NTSC同様飛び越し走査による表示を行う。各フレームは2つのフィールドで構成され、 各フィールドは1フレームの約半分の走査線で構成される(片方は偶数ラインで、 もう片方は奇数ラインで構成される)。フィールドは伝送され連続して表示される。つまり、1秒あたり50フィールドで表示されることになる。この構造は、フリッカー防止と帯域幅節約との妥協案で生まれた。



- 太陽光の日平均は 32,000 (32 klx) から 100,000 lux (100 klx)
- テレビ放送のスタジオは約 1,000 lux (1 klx)
- 明るいオフィスは約 400 lux of illumination
- 月の光は約 1 lux
- 星の光は約 0.000 05 lux (= 50 μlx)

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