弁護士から支持される探偵社とは
弁護士から支持される探偵社
探偵社と弁護士
業種は全く異なりますが、弁護士法と探偵業法が存在する限り、切っても切れない関係だと考えています。
ここでは、弊社代表の矢橋が駆け出しの探偵から、どうやって多くの弁護士さんから支持をされるようになったのか、ご紹介したいと思います。
駆け出しの探偵
今から20年程前、探偵社を開業することにしました。
今ほどガルエージェンシーも知名度がなく、また、いくら大手の探偵社に所属しているといっても、たかが一介の名もなき駆け出し探偵です。
どこの馬の骨かもしれない若造の探偵が、弁護士事務所に営業に行ったとしても、まともに相手にしてくれるわけがありません。
それが悔しかったとかの話ではなく、ただただ想像通りで、実績もない人間に評価はないと確認できただけの話です。
広島県の地元探偵として
当時は大阪や博多、東京の探偵が幅をきかせている時代(※ 現在もそうかもしれませんが)で、県外の中堅探偵社がタウンページなどに大きく広告を出していました。
都会の探偵の方が良いといった風潮もあったのかもしれません。
そこで実践したのは、証拠能力の高い非の打ちどころがない勝てる調査報告書を作成し続け、裁判資料として提出していくことです。
弁護士の皆さんは頭の良い方ばかりですので、その裁判の原告側であろうと被告側であろうと、「この探偵社の報告書があれば裁判に勝てる」と感じてもらえたら、依頼人の利益の為に、必ず私の探偵事務所を選んでもらえると考えたからです。
「一生懸命、依頼者の為に調査を行う」そのような当たり前のことを口にするようではプロの探偵ではない。
とにかく勝てる証拠を取り続ける。
また、クレームやお客様とのトラブルなどあってはならない。
それを継続することを心がけてきました。
相手は都会とはいえ、遠方から経費をかけて広島県に出張調査にくる。
こちらは、全員が地元などで経費もかからず、寝泊りする場所もある。
それより何より、地元ならではの土地勘と情報ブレーンの質や数は段違いにこちらのが上。
今のように調査依頼も多くなかったことから、調査にかけられる時間はいくらでもあります。
余分に調査をやりすぎて、怒る依頼者さんはいないことから、同じ料金でも十分な時間や日数、手間をかけた調査を行うことが出来ます。
結果は説明するまでもなく、優秀な従業員にも恵まれ、探偵学校の校長を任されるようになった頃には、ノークレームで営業での10年表彰を受け、営業に行かずとも自然に弁護士からの紹介される調査案件が増えてきました。
20年以上の探偵歴と50歳を迎え
多くの方からの支えや社員に恵まれたこともあり、広島県から始まった探偵人生は、名古屋、東京、広島へと展開することができました。
どの地においても、運営に対する基本姿勢は同じです。
また、地元のFM局でのラジオ番組コメンテイターから始まったマスコミ出演は、「ダウンタウンなう」「上沼・高田のクギズケ」「ミヤネヤ」「アグレッシブですけど、何か?」といったバラエティや報道番組をはじめ、「密着!男と女の愛憎・マル秘・探偵ファイル」という探偵物ドラマでの主演までさせて貰うことができ、両親を含め、多くの友人や知人に喜んで頂けたことは、大きな励みになりました。
今後の展開は、あまり深くは考えていないというのが正直なところですが、これ以上の拡張にはあまり興味がなく、今ある探偵社のさらなる充実と、後身の育成だけは尽力していきたいと思っています。
ともすれば自慢話のような探偵の戯言をお読みいただき、ありがとうございます。
地元広島県の皆様におかれましては、調査を依頼されることが無くとも、「広島県に、こんな変わった探偵がいるんだ」程度に感じていただければ幸いです。